反貧困ネットワークの話を聞いてきた。
スウェーデンの教育についての話がメインだったが、印象に残ったのはスウェーデン人のコミュニケーションについて。
スウェーデンでは、敬称にあたる言葉が使われていないという。~先生といった呼び方はもちろん、~さん、~様にあたる言葉も使われていないという。手紙でも英語ならdear~で始まるがそのような書き出しも使われず、日常的なあいさつだけだそうだ。
また、先輩後輩という考え方はそもそも存在しないという。どこまでもフラットな感じ。
そう考えると日本は形式的には民主主義国家だが、文化的には封建主義が貫かれている。そのために日々人間関係で大きなストレスを感じており、ハラスメントも頻発している。
日本のコミュニケーション文化の民主化はスウェーデンから百年以上遅れているだろう。