コミュニティあさかの理念

人を幸せにすれば、自分も幸せになる

WIN-WINの関係を作る

そのために、ひとりひとりが無理なくできることをしましょう。

 

自分が幸せになるにはどうしたらいいでしょう。それは、人を幸せにすることです。

人間に限らず、生き物には共感力があります。くしゃみはうつります。他人が泣けばもらい泣きします。笑顔もうつります。東日本大震災のときには、日本中が悲しみに沈みました。鳥は一羽が飛び立つと一斉に飛び立ちます。共感力は身を守るために備わった生き物としての能力です。当然、幸せもうつります。他人が幸せになれば、自分も幸せになります。逆に自分が幸せでなければ他人を幸せにできません。他人を幸せにしようと自分を犠牲にしても、結局自分も他人も幸せになれないのです。

 

目先の利益を追求すれば、利害はぶつかりますが、長期的視点、グローバルな視点で論理的に考えれば、利害は一致します。

 

歴史に目を向けると、戦前、日本は植民地支配によって利益を得ようとしました。従軍慰安婦問題に代表されるように今でも日本のことを恨んでいる韓国の人はたくさんいます。戦後長い年月が経っても、今でも恨んでいる人、またそれを引き継ぐ人がいるのです。真偽や善悪の問題ではなく、一度起こした出来事をいつまでも引きずってしまいます。これは恨まれる方も辛いのですが、恨み続けている人はそのことで更に不快な思いを募らせているでしょう。

戦争に負けて日本は植民地を失いました。植民地を失った日本は戦後どうなりましたか?植民地がなくても、諸外国との交易の結果、日本は豊かになりました。豊かになるためには支配地域を広げることではなく、平和的な経済活動でもたらされます。今でも紛争地域では憎しみが憎しみを呼んでいます。

つまり、武力や権力を背景に一時得をすることはできても、結果的に長い目で見れば損をしてしまいます。

逆に困った時に助けてもらったこともずっと覚えている話もたくさんあります。世代を超えて語り継がれることもあります。

身近な人の間でも同じではないですか?嫌なことも、親切なことも、した人よりもされた人の方が覚えていませんか?お礼がなくても、怒られなくても心の中に残っています。

私たちは残念ながら海外にいる人を直接助けることは簡単にはできません。お金があれば寄付をすることができますが、行って助けるためにはいくつものハードルを乗り越える必要があります。でも、近所で困っている人を見かけたら少しお手伝いをすることはできると思っています。身近な親切の積み重ねがみんなで幸せになる一歩だと思うのです。

一緒にWIN-WINの関係になる社会づくりに向けてチャレンジしましょう。

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